※ 掲載のデータは、測定や計算等の結果の一例を示した代表値であり、保証値ではありません。
この記事ではテフロン™フッ素樹脂の特性のひとつである「撥水性・撥油性」についてメカニズムから接触角の確認方法や撥水性/撥油性の活用例までご紹介します。
資料では、本開発品の硬化塗膜の鉛筆硬度、透過性等の詳細データがご覧いただけます。 技術資料ダウンロード
テフロン™フッ素樹脂もこの「撥水/撥油性」を有しており、例えば、液体が濡れ広がる素材であっても、表面にテフロン™フッ素樹脂コーティング処理をすることで撥水/撥油性をもたせ、液体を弾いて濡れ広がりにくくすることができます。
即ち、本発明は以下の通りのものである。 [1]C6系のフッ素系撥水剤を含有し、かつ、洗濯処理JIS L 0217 103法 吊干し乾燥 による洗濯処理50回後のJIS L 1092 スプレー試験による撥水度が3以上であり、かつ、同洗濯処理100回後のJIS L 1092 スプレー試験による撥水度が3以上である織物であって、該織物はナイロン11を除くポリアミド素材から構成され、該織物を構成する経糸の一部又は全て及び/又は緯糸の一部又は全てが制電糸からなり、該織物の表面には帯電防止剤が付着していない前記織物。 [2]前記[1]に記載の織物を一部又は全部に用いたスポーツ衣料。 [3]前記[1]に記載の織物を一部又は全部に用いたアウトドアスポーツ衣料。 [4]前記[1]に記載の織物を一部又は全部に用いたアウター衣料。 [5]前記[1]に記載の織物を一部又は全部に用いた雨具。 [6]前記[1]に記載の織物を一部又は全部に用いた防風具。 [7]前記[1]に記載の織物を一部又は全部に用いた寝具。 本発明に係る織物は、C6系のフッ素系撥水剤を含有し、かつ、洗濯処理JIS L 0217 103法による洗濯処理50回後のJIS L 1092 スプレー試験による撥水度が3以上であるため、環境に優しく、かつ、長期間、充分実用に耐える撥水性織物である。 本発明の織物は、PFOA(パーフルオロオクタン酸)やPFOS(パーフルオロスルホン酸)対策を講じた環境負荷の少ないC6系のフッ素系撥水剤による撥水加工が施されており、かつ、洗濯処理JIS L 0217 103法にて50回洗濯後のJIS L 1092法による撥水度が3以上であることを特徴とする。好ましくは、かかる撥水性能は、100回洗濯後の撥水度が3以上のものである。 かかる撥水性能を有する織物を用いて作製された繊維製品、例えば、ダウンジャケットは、長期間繰り返し使用しても、雨天時に雨水の浸透などがなく、撥水効果が長期間維持され、充分な実用耐久性が発揮される。 かかる特性を有する織物を得るためには、織物を構成する経糸の一部又は全て、及び/又は緯糸の一部又は全てが制電糸からなることが好ましい。制電糸を含むことで、染色仕上げ加工時に帯電防止剤の使用量を減らすことができる。
Existing Assignee (The listed assignees could be inaccurate. Google hasn't done a lawful Assessment 撥水撥油 and makes no illustration or guarantee as to the precision with the record.)
・コア技術のフッ素ポリマーの合成技術を活かした製品開発:表面機能の技術プラットフォーム
天然水事業 軟水で微炭酸という、世界的に見ても希少な特長を持つ天然炭酸の水を採水・販売しています。 化粧品事業
テフロン™フッ素樹脂が撥水性/撥油性に優れる理由とは?撥水角や活用方法まで解説
製品・技術に関するご質問やサンプルのご希望など、お気軽にお問い合わせ下さい。
今井 住宅設備の話題がでましたが、目指しているのは「人が暮らしている空間をきれいに、快適にする」ということなんでしょうね。
用途にあった不燃性溶剤がお選びいただけますので、お気軽にご相談ください。
撥水撥油コーティング剤は、日用生活品から工業用品、材料の防水加工まで撥水性能や撥油性能を必要とする他分野にわたって使用されています。
これは接する固体と液体の表面自由エネルギー(表面張力)の大きさの差によるもので、つまり同じ固体でも表面張力が異なる液体を滴下すると、濡れ広がったり弾いたりします。
Comments on “An Unbiased View of 撥水撥油”